« October 2007 | Main | January 2008 »

2007.12.31

お疲れ様でした2007

あいかわらず仕事でどたばたな日々と出張の合間に、かろうじてメジャーな大会だけは出場して、なんとか今年年初の目標『ランナーでい続けること』はなんとか達成できたな。。あっという間の一年でした。

なんと今年は1月2日から出張が入っていた。箱根駅伝すら見れなかったなんて、今年が始めて。(そして最後であってほしい。) 1月のフロストバイトはなんとか出場したものの、その後の青梅、静岡駿府ハーフ、日本平桜マラソンと、立て続けに急な出張が入りドタキャン。 4月の長野マラソン、5月の野辺山ウルトラ100km はほんとうにかろうじて完走したものの、6月のサロマは35キロ付近で早々にリタイア。 冷静に考えれば、かなり無理してますよね。。

今年のクライマックスは間違いなく9月最終週のベルリンマラソン。

事前の練習も、レース本番中も、こんなにがんばったのは初フルで今でも自己ベストのタイムを出した2004年の北海道マラソン以来だったと思う。 ほんとうによくがんばった。 (あまりにがんばった充実感の反動で、ベルリン以降はかなり気が抜けてしまったけど。。)

ベルリンは地元のベルリナーの応援に加えて、近隣諸国からの応援団や遠い国々から移住している人たちが自国の国旗やプラカードを振りかざして踊るわ、歌うわ、叫ぶわで、その何重もの人垣の中を颯爽と走り抜ける我々ランナーは、ほんとうに一般市民レベルのオリンピック選手のような気分だった。 (応援する方も自分の友人や知り合いを応援するので、実際のオリンピックよりもさらに応援に力が入るのだ。) これこそ、ワールドマラソンメジャース。 感動とか、カルチャーショックとかの言葉を超えて、ほんとに貴重な体験、一生の思い出に残る経験になりました。 東京マラソンも、ぜひこういう国際大会に成長してほしい、と願わずにいれません。

ここでひとつ、直接ランニングとは関係ありませんが、今年嬉しかったことをひとつ。

私の勤めている会社では出張には主にANA(全日空)を予約します。 で、今年。 私もついに、ANA の上級会員(上から二番目のプラチナ会員というやつ)の必要条件をクリア! その上級会員になるとどんないいことがあるかというと。。

*  一般の人よりも早く予約を入れられる。
*  キャンセル待ち時は優先的にひきあてられる。
*  混雑していない専用カウンターでチェックイン。
*  専用の荷物保安検査場ですいすい。
*  搭乗時間まではラウンジで飲み食いし放題。
*  一般の乗客よりも先に優先搭乗できる。
*  預け荷物は早めに出てくる。
*  正規マイルの 100% がおまけでつく。

などなど、細かくみると他にもいろいろあり。 簡単に言うと、一般客と比べるとあからさまにえこひいきしてもらえるわけなのだ。 こうなると、僕のように人間が出来ていない者はもう上機嫌。 そもそもこういったプログラムは顧客の囲い込み作戦として存在しているのだが、僕などはもう全日空に囲われまくりである。 航空会社からすると、絶好のカモだ。 それでも、出張の多い人にはかなりうれしい。

サロマやNAHAマラソンの行き帰りの便はランナーで込むので予約するのも大変だが、こういうサービスがあると助かりますね。

おまけに、これは航空会社の上級会員プログラムとは違うのですが、今、さらに出張の負担を軽減してくれるサービスに申し込み中。 このパスがあると、環太平洋地域の国々に限られますが、入出国管理(イミグレ)の長~い列に並ばなくとも、常にほとんど誰もいない専用のゲートを通る事ができちゃうのです。 これはかなりスバラシイ!! もちろん日本も、香港も、中国も、このプログラムへの加盟国なのでバッチリ。 このパスが入手できればもう完璧です。問題なく申請が進めば来年3月上旬には届くはず。たのしみ~!!

このところ、出場できるレースはどんどん減っていますが、来年も引き続き『楽しく走り続けていること』を最大の目標に据えていこうと思います。

来年は、9月の第一週週末にスイスで行われる『ユングフラウ・マラソン』という山岳フルマラソンレースに挑戦しようと思っています。 (数ヶ月前のランナーズ誌に掲載されていたレースです。あまりに景色がきれいで心を鷲づかみにされました。)

既にウェブサイトでエントリー済みですが、定員の4,000人を超えた場合には2月末に抽選が行われるそうです。 いちじるしくクジ運が悪い僕が抽選に当たるかどうかはかなり微妙。ユングフラウの抽選で外れてしまった場合は、2009年4月のロンドンを目指そうと思います。

さあ今年も残り10時間ほどになりました。
今年、このブログを読んでくださった方、コメントを入れてくださった方、有難うございました。 来年もみなさんにとってすばらしい一年でありますように。

| | Comments (2)

2007.12.04

NAHAマラソンと平和を考える

いろんな事があって楽しかった沖縄遠征もいよいよ最終日。(えっ、おまえさんまだ那覇にいたのかいっ?って声が聞こえてきそうな。。)そうなんですよ、他のジョガーの皆さんはもうとっくに社会復帰して仕事に戻っている頃なのに、僕ときたらまだ那覇でうろうろしてたんですねえ、これが。(だってあったかいんだもん。)

でも、無駄に那覇に残ってうろうろしてた訳ではありません!なんと最終日の本日は高尚なテーマを掲げて、有意義な一日を過ごして参りました。その高尚で有意義なテーマとは、スバリ、『南部戦跡を巡って平和について考える』。 おおー、これはすごい。僕がブログを初めてかれこれ4年くらい立ちますが、こんな素晴らしいお題目について書くのはこれが最初で最後かも。皆さんも今日のエントリーだけはパソコンの前に正座して心して読んで下さい!

まず訪れたのは平和記念公園。
ここはNAHAマラソンの中間地点で、実際この公園内も400メートルほど走り抜けました。皆さんもご存じのように、この公園には沖縄戦で命を落とした日本全国、そして海外の方も含め、名前が分かっている人はすべて石碑に名前が刻まれているところです。 僕は静岡出身なので、特に静岡県出身の戦没者石碑の前で手を合わせて冥福を祈ってきました。 今日気がついたんですが、地元沖縄の方と、あと北海道の出身の方も多かったんですね。 今でこそ、国内線のフライトで簡単に日帰りすら出来てしまう沖縄も、戦時中は遠い遠い日本の果て。故郷から遠く離れた地で家族にも会えずに命を落としていった当時の若者達。おそらく、今の僕と同世代の人もたくさんいたに違いありません。穏やかでどこまでも続く大海原が、今の空気のような平和の尊さ、過去に犯した過ちを繰り返してはいけないよ、と無言で訴えかけてきます。

Sany0635

Sany0640

次に訪れたのはひめゆりの塔。

この真ん前がレースのコースで、ちょっとコースを外れればひめゆりの塔の石碑にレース中に手を合わせることも可能です。今日初めて知ったんですが、この石碑っていうのは、沖縄戦最後の看護所となった洞窟の真ん前にあるんですね。 いくら島国とはいっても、けっこう大きい沖縄の本島。その中で南へ南へ追いやられて、ついにここまでやってきて、その最後の洞窟まで米軍に見つかってしまい、砲弾を受けてしまうとは、もうこれ以上逃げるところも隠れるところもないくらいに追い詰められていたんですね。

300円の入館料を払って、ひめゆり平和祈念資料館に入りました。

Sany0645

Sany0644

Sany0646

ひめゆり学徒隊の話はもう皆さんご存じだと思います。命を落とした彼女達へのかわいそう、という気持ちよりも、当時の軍隊の指揮官に怒りがこみ上げてきます。太平洋戦争は米国に負けたと思われがちですが、沖縄の人たちの立場からすると、半分は米国に負けたにしても、残りの半分は旧日本軍に殺されたようなものです。最近も沖縄戦に関する歴史の教科書の記述で問題がありましたが、本土の人に沖縄の人たちの気持ちなど、やっぱり分からないと思います。そう簡単にわかるような生半可な経験ではなかったんだと思います。

この平和祈念資料館の中で、最も胸の締め付けられる思いのするところは、第4展示室『鎮魂』です。 広い部屋の壁一面に、沖縄戦で無くなったひめゆり学徒と教師、一人一人の大きな遺影が彼らの生きた証として、名前と共に掲げられています。その数、200名余り。 髪型や服装はもちろん当時のものですが、顔だけみれば、現代で横浜駅辺りを歩いていてもまるでおかしくない、今の我々とまったくなんの遜色もない、ごくごく普通の若者達です。 美しい自然に囲まれた島で普通に子供時代を過ごしていたらいつのまにか戦争に巻き込まれてしまった。 実際、最初に戦場に看護要員として派遣された時には、誰しもが学校の授業の延長戦上のもので、すぐに家にも帰れるものだと思って出かけたのだそうです。彼女たちが戦場に持って行き、二度と使うことのなかった日記帳などの文房具や日用品が展示されていました。 今の僕と同様に、なにげない毎日の生活を送っていたに違いありません。

第4展示室『鎮魂』には、生存者の証言が見開き新聞紙大の大きさに拡大された作文の形でいくつも展示されています。 1945年6月18日夜、完全に米軍に包囲されている中でいきなり解散命令が出されました。その時の様子が少女達の目線にたった言葉で綴られています。

その時の沖縄戦の軍の責任者は、『最後の一人まで戦い抜け』と言っておきながら上記の解散命令を出した一週間後に自分は自害、今は靖国神社に葬られているそうです。

さて、ひめゆりの塔を跡にして、最後に向かったのは沖縄本島最南端、喜屋武岬です。南へ南へ追いやられ、もうこれ以上軟化できないこの地で身を投げて自害した断崖絶壁で有名な場所です。

Sany0649

Sany0654

Sany0653

Sany0656

崖の上はもちろん柵で囲われているのですが、灯台の方に向かう小道を進むと、柵のない絶壁の真上に出ます。高所恐怖症の人は足がすくんでしまいます。 沖縄戦の当時は、その目の前に見える美しい大海原一面に、米軍の艦隊が何十も押し寄せ陸に向かって砲撃を繰り返していたそうです。
その絶壁からはるか眼下に見える岩場。 当時も今と変わらぬ景色だったはずです。 今、僕が見ているものと同じ物を眺めながら、この同じ場所で命を落としていった人たちがいる、と思うと、もうその場にはいられませんでした。

NAHAマラソンは那覇市の中心部をスタートして、ちょうど沖縄戦の南部戦跡を巡るコースになっています。 コースが平和祈念公園の中やひめゆりの塔の前を通り過ぎている事はどのジョガーももちろん分かっていると思いますが、特に沖縄県外からの参加者に、この地で過去にどんな事が起こったのか、を教えてくれる何かがあればもっと有意義だろうにな、と感じます。

NAHAマラソンの沿道の応援は想像どおり、すごかったです。 有名な施設エイドの多さ。 みなさん自腹でドリンクや食べ物などを差し出してくれます。どうしてそこまで?と思ってしまうほど、ほんとに有り難かったです。 とくにレース終盤、最後の10キロ。 誰もが一番苦しいここで、一番応援と施設エイドが盛り上がりを見せます。 体はどんどん苦しくなっていくのに、なぜか心はどんどん温かくなっていくのを感じました。 この NAHAマラソンの沿道の皆さんのホスピタリティは間違いなく日本一だと思います。 また、 "World Marathon Majors" と呼ばれる世界5大マラソンレースのうち、2つを走りましたが、沿道の応援の数では負けていても、ホスピタリティでは NAHAマラソンはきっと世界一の大会だと思います。

そんな沿道の応援の中には、沖縄戦を経験したであろう、ご年配の方も何人もいらっしゃいました。あの方々がどんな気持ちでわれわれのレースを応援して下さっていたのか。幸運にもあのレースを走ることが出来た我々は、その気持ちを忘れてはいけないと思いました。

| | Comments (1)

2007.12.03

沖縄美ら海水族館2

こちら、世界一の巨大クリアパネルで有名な大水槽です。ジンベエザメ、マンタ、その他のお魚のみなさんの共演。ああ、きれい。一日中見てても飽きません。

| | Comments (0)

沖縄美ら海水族館1

さて、NAHAマラソンから一夜明けた今日、仲間とレンタカーで有名な沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館へ行ってきました!

こちらは熱帯魚の水槽。お魚さんがいっぱい、ああきれい。隣にいたおやじの団体からぽつりと、『酒の肴にちょうどよさそなうまそうな魚やな〜』。おいおい。

| | Comments (0)

ちゅら水族館

ちゅら水族館
有名な沖縄ちゅら水族館の巨大水槽です。きれい!

| | Comments (0)

沖縄タイムスに載ったぞ!

沖縄タイムスに載ったぞ!
今朝の新聞を買ってびっくり!!

スタート直後、たぶんモノレール駅歩道橋から撮った写真だと思うのですが、写真の中央手前らへんに、なんとバッチリおいらが写ってるじゃないですか?!

この新聞はうちの家宝として今後末永く大切に保存させていただきます。沖縄タイムスさん、ありがとう!!

| | Comments (4)

沖縄DFS

沖縄DFS
レンタカーを借りる建物、沖縄デューティーフリーショップです。めちゃくちゃ豪華な造りで、田舎もんのおいらはもーびっくり。

それにしても、どうして国内ででゅーてぃーふりーなの??

| | Comments (0)

2007.12.02

ライブ

ライブ
国際通りにある沖縄料理店・金城(かなぐすく)で、ザ・ティーダのライブに来ました。今日の客はほとんど全員NAHAマラソンを走ったランナーで、すごい盛り上がりです。

| | Comments (0)

那覇のメダル

那覇のメダル
はじめての那覇マラソンが終わりました!

暑かった〜、登りがきつかった〜、応援の私設エイドがすごかった〜!詳しくはのちほど。

メダルの写真です。琉球ガラス工芸品風に出来ております。

| | Comments (2)

2007.12.01

バス下見ツアー

バス下見ツアー
旅行会社主催、オプションの明日のコース下見ツアー中です。バスの中では地元のランニングクラブの方がボランティアでコースのこと、大会のこと、地元のことなどを物凄く事細かに説明してくれるので、僕のように初めてこの大会に参加する人でも、かなり不安が払拭されます。とても有り難いです。(この辺りは道の右側を走りましょう、とか、ここの給水所は混雑してパニックになるのでここで給水してはいけませんっ!、お勧めのトイレスポット、などなど。)

写真は、21キロ中間地点の平和記念公園です。ほんとにいい天気。

| | Comments (0)

那覇とうちゃくっ!

那覇とうちゃくっ!
いよいよ那覇マラソンツアーが始まりました。那覇は物凄くいい天気です。明日のレース中の気温が心配になるくらい。これからバスでコースの下見です。

外はけっこう暑そうです。半ズボンでもよかったかも。

| | Comments (6)

« October 2007 | Main | January 2008 »