一灯をともせ
大震災の後、なにか被災地復興の役に立ちたいな、できればゴールデンウィークに東北に行きたい、と思って、神奈川県災害救援ボランティアセンターのメーリングリストに登録していました。
そんな中、先日こんな内容のメールが届きました。
『今できること。。。チャリティイベントや報告会に参加しよう!
ボランティアをしたくても、日々の生活や仕事のために多くの時間は割けない、体力的に自信がない、という方も多いと思います。そんな時、被災地支援に行った方の報告会や、支援について考える講演会、被災地を応援するチャリティイベントなどに参加してはいかがでしょうか。』
そして今日、横須賀市で開催された『横須賀から東日本大震災の被災地を支援するための緊急集会』という講演会に参加してきました。
トップバッターは、会場になった神奈川県立保健福祉大学の前学長さん。この方、年の功でいろいろ経験豊富なのに加えて大変なスピーチ上手。15分ほど、一切原稿など見ることなく、説得力ばつぐん。最後の締めくくりで涙が出てしまった。
『大地震も、津波も、原発災害も憎い。その後の政府の対応等々、不満を感じることはたくさんある。しかし、我々一人一人が心のロウソクに火をともそう。一本のロウソクでは暗闇の片隅をかすかに照らすだけかもしれない。でもそのロウソクが10本、100本、1000本となれば、大きな明かりとなって暗闇を照らすことができる。暗闇を憎むのではなく、一灯をともせ。』
実際に被災地に支援に行ったグループの方々の報告が続きました。スクリーンに映し出される現地の様子。テレビで見る光景と一緒でも、実際に現地に行った方が撮影したデジカメの写真はあまりにリアル。普段テレビなどが報じない光景。被災地の方々の様子、表情。
泥を見るのではなく、人を看よう。
講演会の間、いろんな意味で目が潤みっぱなしだった。
支援が必要なのは今年だけじゃない、来年も再来年も。また、被災地に行くことだけが支援じゃないのもよく分かった。
ちなみに神奈川県からはこの週末も、ボランティアバス2台で『思い出あつめ隊』というボランティアの方々が被災地に向かっている。家の倒壊跡のがれきが一斉に撤去される前に、ひとつでも住人の方々の思い出の品々を拾い集めたい、という趣旨のもので、先週の平日にネット上で募集が始まったとたんに応募人数に達してしまった。ひとつでも多くの思い出がみつかるといいな。


